以前の記事「問題は「人物」 」において、新設される防衛相補佐官に関して、誰が就くのかが問題だと書きましたが、拓殖大教授で、空自OBでもある森本敏氏(68)が内定したとの報道がなされています。
「新設の防衛相補佐官に森本敏氏内定 防衛省改革の一環 」(朝日新聞09年7月15日)
率直な感想としては、「変な人が就かなくて良かったな。」という所です。
妙な書き方になりましたが、自衛隊OBでありながら、この方の印象は、安全保障・防衛問題の専門家というより、まともな国際政治学者といったところなので、あまりピンと来ない、というのが正直なところなのです。
良い言い方をすれば、非常に大局的な視点でモノを語る方で、防衛相補佐官の存在意義を考えれば良い人選なのかもしれません。
但し、例えばFX選定問題などでも、政治的な要素を重視した判断をする傾向が強いのではないのか、という懸念もあります。
補佐官として気になる行動(発言)があれば、また書いてみます。
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問題の「人物」
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